『旅のラゴス』 
生涯をかけて旅をする目的とは…

はじめまして、こんにちは、こんばんは、フィクション太郎です。

今回は『旅のラゴス』を紹介します。

ちゃんとしたSFの冒険小説を読んだことは初めてでした。最初は慣れなかったんですけど、どんどんこの作品の世界にのめり込んでいきました。

作者の気持ちになってみると、こんな壮大な世界を作り上げるのって素直に感心してしまいます。

『旅のラゴス』

作者 筒井 康隆

媒体 小説

ジャンル SF

あらすじ

北から南へ、そして南から北へ。

突然高度な文明を失った代償として人々が超能力を獲得しだした世界で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。

集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?

異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。

感想

最初は退屈だったんですけど、途中からどんどん惹き込まれました。

フランスの小説家・ヴェルヌ『80日間世界一周』と似たような展開でした。読み進めると徐々にワクワクしていきます!

旅をするラゴスに様々な困難が降りかかるんですが、その困難は悪だけではありません。愛情も旅をするラゴスに立ちはだかるんですよ。その場面がツラい、けどすごいリアルですよね。

ラゴスが学問の書物を読みふけるシーンがあるんですけど、どういったジャンルから読むべきか順序立てていたんです。最初は歴史から学んで、哲学はまだ勉強すべきじゃないみたいな…  でこの勉強する順序って作者・筒井さん自身の考えなのかなって思いました。なのでフィクション太郎もこの順序で勉強してみようかな。

普段は恋愛やラブコメが好きなのですが、久しぶりの冒険小説も悪くないですね。

レビュー

目的などどうでもいい。旅そのものが目的なのです。そして旅は人生と置き換えられることに気付かされます。
(hontoより)

SF とファンタジーの中間のような話なので専門知識も少なく読みやすい。駄目なSF に有りがちな独りよがり感も無く読後感も良い。3時間位で一気に読んでしまった。満足。
(hontoより)

ポイント期限が迫っていたので、定価が安くて面白そうな本を買おうと思い、この本を選びました。内容が面白く、ページ数も手ごろだったために一気に読んでしまいました。また、注文してから手元に届くまでの時間も短くて良かったです。
(hontoより)

放浪の末に王となる、主人公・ラゴスの数奇な運命に引き込まれます。道中に立ち寄った巨大な図書館で、貪るように本を読むシーンが特に好きです。
(hontoより)

fin

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