『テセウスの船』
あなたはどう考える?




はじめまして、こんにちは、こんばんは、フィクション太郎です。

毎日、作品をレビューするのがきつくなってきました。すみません…

でも毎日投稿がんばります! なので作品をレビューしない日は、さまざまなジャンルで小話をします。しばらくは哲学的思考実験を紹介しようと思います。

みなさん、哲学的思考実験ってどんなことをイメージしますか? 名前からしてすごく難しそうですよね。でも身近なモノや日常のモノなど分かりやすい思考実験もあるんです。問題を理解することはとても簡単ですが、答えを導くのは相当難しいです。ていうか無理に等しいレベル… 要は、深く考えさせられるってことですよ!

さて、今回は、有名な思考実験のひとつ、『テセウスの船』を紹介します。

『テセウスの船』



テセウスの船」とは、アイデンティティに関する思考実験の1つです。ギリシャ神話が由来の問題で、概要は以下の通りです。


英雄テセウスは船を持っていました。船は長い年月の中で帆、舵、船板などのあらゆる部品が朽ちてしまいます。そこで新しい部品と入れ替えるのですが、もし全ての部品が新しい物に完全に入れ替わった場合に、テセウスの船は部品を入れ替える前の船と同じであると言えるのでしょうか



「外見が同じなんだから、テセウスの船だろ」って思う方もいれば、「すべての部品が変わっているから、テセウスの船ではない」と思う方もいますよね。

他の考え方はあるのか気になりますが、フィクション太郎の堅い頭ではこれが限界です。

この思考実験って主観と客観の問題なような気がします。

主観的にはテセウスの船である、客観的にはテセウスの船ではない、といった風に…

個人的な意見としては、すべての部品を入れ替えても外見が同じならテセウスの船だなって思ってしまいます。

なんでかっていうと、テセウスはもちろん自分のだと思うし、周りの人からしても外見が同じところからしてテセウスの船だなって思うはずですし、修理の人もテセウスの船だと思って修理しているからです。

要は、物事はときに思い込みで成り立つからです。

その典型例が紙幣ですよね。1万円札はアフリカで使うってなったらただの紙切れですよね。日本人が日本で価値のあるものだと思い込んでいるから、1万円が効力を持ちます。

それと同じかなと思いました。

みなさんはどういった考えですか?

fin

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